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2007年9月 2日 (日)

キャメル・ライブDVD

先月、「Burrn!」誌に小さくレビューが載っていたのを見て、キャメルのライブDVD「トータル・プレッシャー」が3月に出ていたことを知り、ネットで取り寄せた。品物が着くまでやや時間がかかったけど、内容は1984年のライブで見たことがあるものだったし、プログレを聴くのは秋が良い(と自分は思う)ということもあるので、特に観るのは急いでいなかったが、妙に涼しくなっていきなり秋めいてしまったので、観ることにした。(変かな)

叙情派プログレッシブ・ロックの雄とも呼ぶべきキャメル。しかし正直言うと、自分はこのバンドの良いファンではない。はっきり分かる曲としては「レディー・ファンタジー」しかなくて、アルバム作品をきちんと聴いた覚えも無いので。フォーカスの「悪魔の呪文」もそうだけど、インストゥルメンタル主体、アンサンブル重視のバンドの曲の中に、とんでもなくキャッチーなメロディーまたはリフの曲があると、それが強ーく印象付けられてしまって、そのバンドといえばもうその曲だけ、みたいになってしまうのであった。できればバンドの音楽性全体を受け止めないといけないのに、申し訳ない話ではあります。まあ、聴く側の身勝手として許してもらいましょうか。

で、やっぱりアンコールの最後に演奏される「レディー・ファンタジー」が良いのだ。お世辞にもハンサムとはいえないギタリストのアンディ・ラティマーが、情感たっぷりに美しいメロディーを奏でる姿は、ぞくぞくするような妙な感動を誘う。変幻自在なギターの音色に引き込まれて、ひどく切なく胸苦しい感情を呼び起こす「レディー・ファンタジー」1曲を聴けるだけでも、このDVDを持っている価値があるというものだ。

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