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2007年7月19日 (木)

「ソースは嫌い」ファンド代表

先月13日、米投資ファンド「スティール・パートナーズ」のウォレン・リヒテンシュタイン代表は、投資先であるブルドックソースを訪問し、池田章子社長ら経営陣を前に「私はソースが嫌いだ」と語ったそうな。本日付日経金融新聞からメモ。

「ソースが何から作られているのかご存じですか?」。冒頭で池田社長が柔らかい口調で質問。リヒテンシュタイン氏は「私はソースが嫌いだからよく分からない」と断った後、「水だ。想像するに水が相当入っていると思う」と答えたという。ブルドック経営陣が、あっけにとられたのは想像に難くない。ソース嫌いは個人の嗜好だからしようがないにしても、その作り方も知らないファンドがTOB(株式公開買い付け)をかけて、あわよくば会社の完全買収をもくろんでいるというのだ。

所有と経営は別物――。バーリとミーンズが1930年代に唱えた経営理論を、そのまま地で実践しようとするスティールを、ブルドックが世界で事実上初となる新株予約権の発動で徹底的に抗戦したのは周知の通り。
「何もそこまでやらずとも」という批判をものともしないブルドックのある種の「迫力」は、スティールに対する根深い不信感、あるいはスティールのふまじめにも映る振る舞いに対する経営陣の感情がこもっているとも受け止められる。

なるほど。意地でも、ってやつですね。記事は、伝説の企業買収ファンド創業者ヘンリー・クラビス氏の「どんなバカでも企業を買うことができる。ファンドの成果が分かるのは、すべて売却できたときだ」という言葉を紹介しながら、「濫用的買収者」のレッテルを貼られたスティールが、今後運用益を充分に実現できるかどうか疑念を示している。(ていうか、リヒテンシュタイン氏はバカってこと?)

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