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2007年5月18日 (金)

ゴルディロックス

最近、「ゴルディロックス」経済という言葉をしばしば目にする。何というのかインフレでもない不況でもない、とにかく理想的な経済状態の意味らしいということで、何か変な言葉だなーと思いつつも、とりあえず言葉そのものの由来を調べることもなかったのだけど、たまたま『新帝国主義論』(武者陵司・著)の中に注釈の形で説明されているのが目に付いた。大体こんな感じ。

ゴルディロックスとは、英語の童話に出てくる少女の名前。3匹の熊の留守宅に迷い込んだ少女は、お父さん熊のスープは「熱すぎる」、お母さん熊のスープは「冷たすぎる」、子供の熊のスープは「丁度良い」(just right)と言って、子供の熊のスープを全部飲んでしまう。ここからゴルディロックスとは、ほどほど適度の経済状態を表す慣用句となった。

Photo_4 てなことで、こう言われると、ああ、あったなあそんな話。でも女の子の名前ってそんなんだったっけ?(日本語の語感としては、えらいごっつい名前の女の子やな~)と思ったので、もう少し調べてみると、英語圏では「ゴルディロックスと3匹のくま」、日本ではおおむね「3匹のくま」と題されている童話で、欧米ではよく知られているお話らしい(だから「ゴルディロックス」経済と言えば、「just right」な経済のことだなと、欧米では何となく通じるんだろうけど)。で、もともとは民話だったものをベースに各国バージョンがいくつかあるみたいで、たとえばトルストイによる作品化(この絵本、ワタシも小さい頃読みました。絵もロシア風でてっきりロシアのお話かと思ってた)では、女の子には名前が無い。なるほど話は知っていても、ゴルディロックスなる名前は知らない訳だ。さらにゴルディロックスとは固有名詞ではなくて、「金髪ちゃん」という感じの呼び名らしい。ということは、「ゴルディロックス経済」も直訳すると、「金髪ちゃん経済」になるのだろうか。(脱力)

(それにしても、小さい頃に読んだ絵本の印象というのは、後々まで残るものだな~)

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