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2007年5月13日 (日)

メガデス、新作&ライブ盤登場

4月下旬にメガデスのライブDVD「ザット・ワン・ナイト」、そして5月に入り新アルバム「ユナイテッド・アボミネイションズ」が出た。

「ザット・ワン・ナイト」は、2005年10月9日のアルゼンチンはブエノスアイレスでのショーを収めたDVD。当時、ツアー終了後はソロ活動を予定していたデイブ・ムステインが、当日のライブでメガデス名義での活動継続を決心したという。確かに観客の熱狂振りが凄い。2万5,000人という、大観衆というか群衆に近いというのか、広大な会場を埋め尽くした人々がメガデスの音楽に合わせて歌い、飛び跳ね、腕を振り上げ、喚声を上げ続ける様は圧倒的で、時にサッカーの熱狂的なサポーターを思い起こさせる。これだけ大量の熱狂的なファンを前にしたら、誰だってバンド活動を続ける決心をするよな。

新作「ユナイテッド・アボミネイションズ」は、全体的に割りとすーっと流れていくような感じ(もっと八方破れな曲展開を希望)で、印象に残るのが旧作のア・トゥー・ル・モンドのリメイクと、ボーナス・トラックのレッド・ツェッペリン曲のカバー(アウト・オン・ザ・タイルズ。曲の終わりにモービィ・ディックとカシミールのフレーズが重ねられるのがちょっと嬉しい)だったりするのも、ちとどうかという気はするが、自分としては作品の出来うんぬんよりも、ムステインが活動していてくれればそれで良いのだ。

自分がメガデスを聴くようになったのはごく最近のこと、旧作のリマスター盤が出てから、つまり一度解散した後のファンです。何しろ基本的にアメリカのバンドは趣味じゃなかったので、リアルタイムではまるで聴いてなかった。しかしたまたまムステイン復帰後のインタビュー(Burrn!誌)を読んで関心を持ち、復活後の来日公演は3回(05年ツアー、06年ラウドパークそして名古屋単独)足を運んだのであった。

自分はメガデスの歴史を実感していないので、過去のアルバムでどれが良くてどれがダメかとか、あの時のメンバーが最高だったとか、そういうことはどうでもよい。いまやムステイン=メガデスであることは明々白々だし、個々の作品の中からカッコイイ曲をステージで演奏するバンドの姿を見に行くことができれば、それでもう充分だ。

新アルバムに再収録されたア・トゥー・ル・モンドは、「ジャイガンツアー」CDでも選曲されていたし、もちろんライブDVDでも聴ける。「別れを告げる」歌であるこの曲へのこだわりは、ムステインがロック・ミュージシャンとしての「晩年」を意識していることを示しているのかも知れないが、もしそうだとしても、その「晩年」が長く続くことを願いたい。

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